演題情報

シンポジウム

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者からみた理想的な保存期管理法とは オーバービュー

演題番号 : SY-02-1

山縣 邦弘:1

1:筑波大学 医学医療系臨床医学域腎臓内科学

 

本年、日本透析医学会より血液透析導入ガイドラインが刊行された。透析導入ガイドラインの趣旨は透析療法を必要とする患者が、生命予後、QOL、社会的にも最も良好な状況で透析療法を継続できる透析導入タイミングを図ることである。透析医療従事者の視点で、将来透析が必要となる可能性の高い慢性腎臓病患者の治療方針を考えた場合、1)透析導入後の生命予後をできる限り良好に保つこと、2)長期維持透析にともなう様々な合併症を予防可能な病状・病態に管理すること、3)透析導入後も社会活動を維持して社会的損失を最小限にできること 以上の3点を中心に管理加療が求められる。本シンポジウムでは、治療介入可能な病態である、保存期の貧血管理、カルシウム、リン管理を含めた骨・関節合併症管理、血圧管理・脂質管理を含めた動脈硬化対策、栄養管理、さらには透析導入患者の過半数を占める高齢者の保存期管理法について、わが国の透析患者の更なる予後改善を目指すための慢性腎臓病保存期から透析導入までの理想的な治療法を検討する予定である。

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