演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

繰り返す消化管出血を契機に透析導入3年10か月後に透析アミロイドーシスと診断された一例

演題番号 : P-3-570

高根 裕史:1、小島 恵理子:1、新井 鍾大:1、野平 由香:1、末吉 慶多:2、渡辺 裕輔:2、井上 勉:1、岡田 浩一:1、鈴木 洋通:1

1:埼玉医科大学病院 腎臓内科、2:埼玉医科大学国際医療センター 血液浄化部

 

【症例】65歳、男性。【主訴】吐血。【現病歴】1967年に急性肝炎にて治療も通院中止。2009年1月会社健診で肝機能、腎機能障害を指摘、近医にてC型肝硬変、慢性腎不全と診断され同月より血液透析導入。2010年9月から2012年8月まで計7回の上部消化管出血を発症し、内視鏡・生検より初回は胃毛細血管拡張症、以後は出血性多発性胃潰瘍と診断されていた。2012年10月3日より8回目の上部消化管出血を発症し11月5日胃全摘術施行された。病理所見は胃の壁肥厚、β2ミクログロブリン由来のアミロイド沈着を認め透析アミロイドーシスによる出血性胃潰瘍と診断された。【考察】透析アミロイドーシスは消化管病変として出血や穿孔も認められるが、ほとんどは長期透析患者に合併する。本症例における短期間に進行した透析アミロイドーシスの原因につき文献的考察を含め報告する。

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