演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

急速な経過で進行した、慢性関節リウマチに伴う心腎AAアミロイドーシスの一例

演題番号 : P-3-569

大西 紗映子:1、岩成 祥夫:1、熊原 加奈:1、辻本 康:1、山本 耕治郎:1、田中 麻理:1、竹岡 浩也:1、大林 光念:2、安東 由喜雄:3

1:兵庫県立尼崎病院 腎臓内科、2:熊本大学医学部附属病院 アミロイドーシス診療体制構築事業、3:熊本大学大学院 生命科学研究部神経内科学分野

 

【症例】57歳、女性
【主訴】浮腫
【現病歴】10年以上関節リウマチの既往があった。半年の経過で下腿浮腫とネフローゼ症候群が出現し、クレアチニン値が2.6mg/dLから9.1mg/dLまで悪化した。炎症反応高値であったことからアミロイドーシスの合併を疑い、十二指腸生検を行った。AAアミロイドーシスの診断となり、腎の輝度上昇や腫大傾向があったことから腎アミロイドーシスによる腎不全と考えた。非可逆性の腎不全と判断し、血液透析を導入した。透析開始5日目から心房粗動が出現し、心筋生検でもAAアミロイドーシスの診断となった。
【考察】一般にAAアミロイドーシスでは心アミロイドーシスは稀である。しかし活動性の高い関節リウマチでは急速進行性の心腎アミロイドーシスを起こすことがあり、リウマチの炎症コントロールの重要性が示唆された。

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