演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析アミロイドーシス(DRA)に伴う慢性疼痛に対するトラマドールの有効性

演題番号 : P-3-568

高安 智之:1、森 瑞穂:2、柴田 聡:2、三島 里津子:2、遠山 龍彦:3

1:高陵クリニック 薬剤部、2:高陵クリニック 看護部、3:高陵クリニック 内科

 

【目的】長期透析の合併症であるDRAによる慢性疼痛に苦しむ患者は多い。プレガバリン、NSAIDs及びステロイド薬等により改善が見られなかったため、トラマドールを使用し、その効果の評価を行った。
【方法】対象は当院on-lineHDF患者2名。DRA及び破壊性脊椎症性脊髄症による痺れ感と痛みのためADL及びQOLの低下を生じていた。脊髄症の外科的治療困難のためトラマドールを併用し、疼痛スケール(MPQ及びVAS)による疼痛評価を実施した。
【結果】McGill疼痛質問票(MPQ)では変化は見られなかったが、視覚連続尺度(VAS)では最高5~7点のスコア改善があり、悪心・嘔吐等の副作用も認められなかった。また痺れに対する効果は十分とは言えなかったが、疼痛を軽減できたことと本薬剤の有するオピオイド作用も加わり、精神不安からくるイライラ感も軽減し、ADL及びQOLの改善が認められた。
【結論】DRAに関連する慢性疼痛に対し、トラマドールの有効性が確認された。

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