演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

アミロイドーシスが疑われた悪性腎硬化症による急性腎傷害,多臓器不全の1例

演題番号 : P-3-566

大塚 裕介:1、助川 まさみ:1、由井 静香:1、住 祐一郎:1、鈴木 安奈:1、麦島 康司:1、大塚 智之:1、大野 大:1、酒井 行直:1、鶴岡 秀一:2

1:日本医科大学武蔵小杉病院 腎臓内科、2:日本医科大学附属病院 腎臓内科

 

【症例】
49歳女性.2013年7月に腎機能障害精査のため入院となった.入院時,血圧156/110mmHg, Hb 8.6g/dl, Cr 2.98mg/dl, BNP 805pg/mlを認め,降圧薬,利尿薬で治療開始した.貧血,腎機能障害,心筋エコー輝度上昇や胃粘膜所見からアミロイドーシスを疑うも,腎生検は悪性腎硬化症の所見であった.腎機能は進行性に悪化し,第12病日より血液透析を開始した.第15病日に突然ショックとなり急性心筋梗塞を疑われ冠動脈造影を行ったが心室細動となり,経皮的人工心肺(PCPS)等で蘇生を行った.肝不全,敗血症を合併したが,血漿交換,血液濾過透析により回復の傾向を認めた.しかし,心不全の増悪,直腸潰瘍の出血,誤嚥性肺炎から肺膿瘍を形成,全身状態悪化し,第90病日に永眠された.
【まとめ】
病状は急激に多臓器不全に至り,救命し得なかった急性腎傷害の1例を,病理解剖所見を含め,報告する.

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