演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

創傷専門医が透析施設に出かけたら

演題番号 : P-3-541

石井 義輝:1、中村 秀敏:2

1:大手町病院 形成外科、2:小倉第一病院

 

【目的】慢性創傷管理方法は近年著しく進歩している。しかし、透析専門施設にはこれらの専門医がいないために管理に難渋することも少なくない。この問題に関する演者らの取り組みについて報告する。
【方法】演者らの施設では難治性創傷を持つ透析患者が増加しているが、紹介先が少ないためベッド回転が停滞していた。そのような中、近隣の透析専門施設へ出務する機会ができ、現在に至っている。
【結果】患者管理の観点からは、診療が中断するといった問題を回避することが出来た。また、専門医紹介が望ましいにもかかわらず、紹介されていない患者も相当数いることも判明した。スタッフへ教育の観点からは、回診を通した指導で知識・技術の改善につなげることができた。さらに当院のベッド回転を促進することもできた。
【考察】創傷を有する透析患者では、その管理が制約条件となりかかりつけの施設に戻れないこともしばしばである。これらの施設に創傷の専門医が出向くことは制約の解消および病変の早期発見・治療に寄与し、医療連携の新しい形態になるものと考えられた。

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