演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

PADに対する和温療法の経験

演題番号 : P-3-539

永川 修:1、青木 芳隆:1、黒川 俊輔:1、白井 厚治:2、吉田 豊彦:2

1:みはま佐倉クリニック 泌尿器科、2:みはま病院

 

【背景】和温療法は慢性心不全、閉塞性動脈硬化症や慢性疲労症候群などに臨床応用されその有効性が報告されている。【症例】症例1は65歳、男性。亀頭部に広範囲に有痛性の白色潰瘍と一部に黒色壊死を認めた。両側内腸骨動脈、陰茎背動脈、陰茎深動脈は石灰化が著しくびまん性狭窄を認め、左内腸骨動脈起始部の限局性閉塞部にステントを留置し、末梢の血流が増加した。治療により潰瘍は縮小したが、痛みが持続するため、和温療法を施行したところ、陰茎壊死は改善し、痛みも消失した。その後両下肢の糖尿病性壊疽とMRSA感染を発症し、全身状態が悪化し死亡した。症例2は64歳、女性。右第1,2,4趾を壊疽のため以前に切断。今回は右第3趾に潰瘍が生じ、和温療法を施行したところ潰瘍が改善し足趾の血流の改善を認めた。症例3は77歳、男性。両側の足趾全体の発赤、腫脹を認め、その後両側第1趾の壊疽が生じる。和温療法を施行したが壊疽は改善せず。下肢のPTAを施行し血流の改善を認めたが、その後突然死(上腸間膜動脈閉塞症疑い)した。

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