演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者に対するキセノン光照射療法の臨床的効果

演題番号 : P-3-538

松本 宗輔:1、川中 紀邦:1

1:(特医)松本快生会 西奈良中央病院 人工透析センター

 

【目的】下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)を有する透析患者及び,透析中の下肢痙攣,血管痛,関節痛等種々の合併症が認められる透析患者に対して,キセノン光照射療法を施行し,その有効性を検討した.【対象】フォンテイン分類II度までの症状を呈する下肢ASOを合併している透析患者7名,及び透析中に下肢痙攣がみられる2名,透析中に血管痛がみられる4名,透析中にスチール症候群を呈する1名,及び手根管症候群の合併を伴う1名,股関節痛がみられる1名,両肘関節痛がみられる1名の計10名,総計17名の透析患者.【方法】毎透析時,透析開始後1時間以内に15分間のキセノン光照射療法を1か月間継続して行い,照射療法前後で臨床効果を検討した.【結果】下肢ASOを有する7名の患者の内,5名にキセノン光照射後に照射前よりもABIの改善が認められた.また,透析中の下肢痙攣,血管痛,スチール症候群,関節痛等がみられた10名の内9名に症状の緩和・消失が認められた.【まとめ】透析患者に対してキセノン光線療法は安全・有効な治療法であり,患者の評判も良かった.今後も更に症例を増やしていきたい.

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