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開催回
第59回・2014年・神戸
 

重症虚血肢を有する透析患者に対する大腿動脈形成術の効果

演題番号 : P-3-531

齋藤 達弥:1、伊達 修:1、藤井 明:1、坂田 純一:3、儀間 充:2、塚本 勝:1、横山 秀雄:1、安倍 十三夫:1、菊池 健次郎:2、大堀 克己:1

1:北海道循環器病院 循環器外科、2:北海道循環器病院 循環器科、3:北海道循環器病院 創傷センター

 

透析患者のASO治療における最大の問題点は、広範かつ著しい石灰化であり、このためEVT(Endovascular treatment)を行うには穿刺困難であったり、或いは創傷患者における膝下動脈の再閉塞が高率に起こる要因となる。また、バイパス術を考慮するにしても至適吻合可能部位がほとんどないなど、いずれの治療も困難な症例が増加傾向にある。
数年前より当院では透析の有無に関わらず拘らずそのような困難症例に対し、まず大腿動脈形成術により深大腿動脈への血流を増加することで症状改善を図り、改善が得られない場合に二期的に末梢のEVT或いはバイパス術を考慮しているが、概ね良好な成績を得ている。
今回、透析患者3症例に対する大腿動脈形成術のみの治療効果を報告する。全症例において膝窩動脈以下の血流改善が得られ、足壊疽を有する2例のうち1例は創治癒に至った。

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