演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者におけるトピロキソスタットの治療効果

演題番号 : P-3-349

大山 聡子:1、張 杰:1、菅野 勝寛:1、冨田 公夫:1

1:東名厚木病院 慢性腎臓病研究所

 

高尿酸血症は、腎障害や高血圧、血管障害との関連性が指摘される病態である。腎機能障害者でも同様に治療の重要性が高まる一方で、尿酸降下薬は副作用の出現から使用制限される場面が多く、薬剤選択の幅は十分とはいえない状況が続いていた。今回、中等度腎機能障害(CKDステージ3)での有用性及び忍容性が確認されている非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ阻害剤(トピロキソスタット)を透析患者4名に投与し、尿酸低下率・薬物血中濃度・薬物透析性・副作用出現率について検討した。
初期投与量はトピロキソスタット20mg×2で開始。投与1ヶ月の時点で尿酸値は9.20±0.97mg/dlから4.95±1.01mg/dlと全例において6.0mg/dl以下に低下し、低下率は46%であった。投与開始時と投与1ヶ月後のトピロキソスタット活性体のAUC1-4hrは正常人とほぼ同等であり、また1ヶ月後の濃度も蓄積性はないと考えられた。肝機能障害などの副作用はなし。今後、トピロキソスタットの代謝産物を含めて経過を追い投与後3ヶ月の時点でのデータ解析を報告する。

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