演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

僻地在住の精神疾患を持つ患者への在宅支援~訪問看護ステーション不在地域の末期腎不全患者に地域連携を試みて~

演題番号 : P-3-334

関戸 徳子:1、前田 恵美子:1、木戸 広美:1、永岡 珠己:1、小山内 裕昭:2

1:北海道社会事業協会富良野病院 第6病棟、2:北海道社会事業協会富良野病院 泌尿器科

 

【症例】僻地在住の鬱状態を有する男性CKD患者が,透析導入目的で入院した.PDを導入したが,除水亢進や透析効率不良などで入院が長期に及んだ.その間,患者が介助していた統合失調症である妻の精神状態が悪化し,在宅管理が更に困難となった.
【結果】患者自身も抗精神病薬を内服中であり,訪問看護に頼れない地域に居住していた.妻の補助は期待できず,PDの在宅管理は困難を極めたが,PD導入当初から担当保健師との連携を密にし,地域の社会資源を最大限に利用することで,無事退院に至った.
【考察と結論】日めくり型パンフレットを用し,1つ1つの動作を確実に実施,確認することで,PD手技が安定し,徐々に自立可能となった.一方,地域の担当保健師と看護スタッフが情報を共有することで,相互の理解が深まり,在宅支援に繋げることが出来た.患者と家族の個別性に配慮した指導体制や地域の特性に合わせた医療連携が重要であることを再認識した.

前へ戻る