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開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者に対するカルニチン静注の影響

演題番号 : P-3-320

青木 洋祐:1、山本 貴子:1、石森 裕子:1、大久保 優:1

1:ふれあいクリニック泉

 

[目的]慢性透析患者にカルニチンを静注し、心機能、エリスロポエチン必要量、血清鉄動態の変化を明らかにする。[方法]約30名の慢性透析患者にエルカルニチンFFを毎回透析終了時に2g静注した。透析開始時に採血し、血中カルニチン濃度をDTNB法で測定した。カルニチン投与前、投与3-4か月後に心機能、必要Epo量、TSAT,HANP,BNP量を比較し、カルニチン投与の影響を見た。[結果]透析開始時にカルニチンを静注すると、透析にもかかわらず、血中カルニチン濃度は1時間後、2時間後には増大し、4時間後もほとんど低下しなかった。透析開始時のカルニチン濃度は経口投与(2.4g/日)の時とほぼ同じであった。心機能(LVEF,CTR)は改善し、血中BNP,HANPは減少し、TSATは増大した。Epo(Nesp)必要量は約40%に減少した。[まとめ]カルニチン静注により心機能は改善し、Epo必要量は減少し、その効果はカルニチン内服よりも著明であった。

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