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維持透析患者へのレボカルニチン投与による心機能への影響 演題番号 : P-3-318 小島 昌泰:1、小西 克尚:1、横井 友和:1、安富 眞史:1、千賀 通晴:1、水谷 英夫:1、中村 太一:1、大久保 節也:1、市川 毅彦:1、中野 赳:1 1:桑名東医療センター 内科
当院にて維持透析を行っている患者36名に対し、レボカルニチン(1200mg/日)経口内服による前向き研究を行った。男女比は1:1で、平均年齢は66歳、平均透析歴は9.3年であった。3ヶ月間の投与にて体重、ヘモグロビン値に有意差はなかったが、LVEFの改善、h-ANP値の低下が得られた。ESA製剤の投与量には変化なく、貧血への効果は実証されなかったが、元々ヘモグロビン値が低下した群では改善傾向が得られた。レボカルニチンは維持透析患者の貧血改善効果、心機能改善効果が期待されているが、本研究にて心機能が改善することが証明された。
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