演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

レボカルニチン静注薬における安全性と下肢つりへの有効性の検討

演題番号 : P-3-316

岡本 寛志:1、劉 和幸:2、炭野 寛:3、松尾 靖浩:1、鹿野 勉:2

1:第二岡本総合病院 臨床工学科、2:第二岡本総合病院 腎臓内科、3:第二岡本総合病院 看護部

 

【目的】(1)レボカルニチン静注薬の透析患者における安全性や(2)下肢つりの改善時期や有効性について検討した。
【方法】血液透析患者88例に問診を行い、下肢つりを認めた21例とESA抵抗性貧血患者9例、計30例に対し、週3回透析後にレボカルニチン1000mgを静注した。下肢つり例において、問診により点数化し(下肢つり:なし 0点、週1回あり 1点、週2回以上あり 2点、毎日あり 3点)、1週間毎に4週間の症状の推移を評価した。
【結果】30例中、2例が転院で離脱した。(1)安全性:10例の患者で倦怠感や胸部不快感などがあり中止した。(2)有効性:経過観察可能であった下肢つり15例の平均点数は、投与前1.9点に比べて、1週で1.1点、2週で0.8点、3週で0.7点、4週で0.8点と各々低下した(vs 投与前、p<0.005)。
【考察】(1)副作用が多く、静注薬での安全性の更なる検討が必要である。(2)下肢つりへの有効性は、1週目で改善度が大きかった。今後、経口剤と比べた安全性と有益性の検討も必要である。

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