演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析患者におけるL-カルニチン製剤の効果~筋症状および疲労感に対する患者・医療従事者間の認識の相違に着目した検討

演題番号 : P-3-315

曲 友弘:1、上原 砂知子:1、中嶋 仁:1、狩野 臨:1、小倉 治之:1、大竹 福寿:1、黒澤 功:1

1:(医)社団美心会黒沢病院 泌尿器科

 

【始めに】L-カルニチン製剤による透析患者の筋症状および疲労感への影響を検討し、同時に介助者の客観的評価も合わせて検討した。
【方法】筋症状や疲労感を認めた患者にエルカルチン錠900mg/日を経口投与した。アンケート記載による自覚症状の変化と同時に、介助者の客観的評価も検討し比較した。
【結果】29例の登録があり、年齢は45-86歳(中央値68歳)、透析歴は1-33年(6年)であった。全体の検討では、内服前の患者は“下肢つれ”点数が最も高い一方で、スタッフは“下肢つれ”、“全身倦怠感”、“筋肉痛”も点数が高かった。内服により全ての項目で改善が見られ、“下肢つれ”、“筋肉痛”で有意差を認めた。患者とスタッフ間の検討では、大部分の項目でスタッフの点数が低かったが、群間では有意差を認めなかった。
【まとめ】患者よりもスタッフの方が症状を軽く捉える傾向があり、患者スタッフ間の認識に乖離を認めることを確認できた。

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