演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析におけるレボカルニチン静注の臨床評価

演題番号 : P-3-314

斎藤 寿:1、本多 由貴:1、下重 忠幸:2、齋藤 礼衣:3

1:(社医)孝仁会 星が浦病院 臨床工学科、2:(社医)孝仁会 釧路孝仁会記念病院 臨床工学科、3:(社医)孝仁会 釧路孝仁会記念病院 循環器内科

 

【はじめに】カルニチン補充療法の臨床的効果を透析患者=64名(67.2±9.9歳)を対象に検討した。【方法】レボカルニチン1000mgを透析毎投与、筋肉症状、LVEFを開始から半年後、Hb値、ESA製剤使用量を開始前後の半年間の各平均値を評価。【結果】筋肉痙攣は有意に軽快(p<0.05)。LVEF=45%以下の患者では、EF=40.74±3.70→EF=50.29±9.19%(p<0.05)と上昇。Hb値は、Hb=10.82g±1.14→Hb=10.86±1.02g/dl(n.s)と変化無いも、ESA使用量は各ESAで減量、中でもC.E.R.Aは、138.73±57.12→118.46±66.04μg/月(p<0.001)と減量。【考察】カルニチン低下により筋細胞内で十分なエネルギー産生が行われず、細胞負荷で起こる筋肉症状がカルニチン補充により軽減されると考えられた。心筋においても同様に、カルニチン補充により心筋の線維化を抑制されるものと考えられた。更に、カルニチン補充はESA使用量を減量できるものと示唆された。

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