演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院におけるカルニチン補充療法の効果

演題番号 : P-3-311

三宅 よしえ:1、日野 奈美:1、山田 美由紀:1、西田 典数:1、長宅 芳男:1

1:(医)清陽会 東岡山ながけクリニック

 

【目的】透析患者はカルニチン欠乏により筋肉症状や貧血、栄養不良などに陥るが、カルニチン補充療法によりそれらの症状改善が得られるとの報告が既にされている。そこで当院における透析患者のカルニチン補充療法の効果を報告する。
【対象・方法】H25年に継続調査可能であった当院血液透析患者53名を対象にカルニチン非投与群とカルニチン投与群の2群に分け、臨床検査値(TP,Alb,Hg)とDW、EPO使用量の推移、栄養指標であるn-PCR,%CGRを比較検討した。分析はt検定にて行った。
【結果・考察】透析期間はカルニチン投与群が有意に長かった。Hb値はカルニチン投与群の方が低く、EPO使用量も非投与群より多かった。AlbやTP、DWは比較的維持されていた。n-PCRはカルニチン非投与群に比しカルニチン投与群が有意に高かった。一般的に長期透析により筋肉量の低下や低栄養をきたしやすいと考えられているが、カルニチン投与により体格や筋肉量の維持されたものと考える。
【まとめ】長期透析患者へのカルニチン補充療法は有用である。

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