演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院の後期高齢者における血液透析導入の傾向

演題番号 : P-3-244

佐藤 貴彦:1、藤原 信治:1、野坂 仁也:1、兒島 憲一郎:1

1:上尾中央総合病院 腎臓内科

 

【背景と目的】急速な高齢化に伴い透析導入時の平均年齢は上昇し68.4歳であり、後期高齢者の占める割合は37.6%にも達する。そこで当院における後期高齢者の血液透析導入の傾向を検討した。【方法】2012年4月1日から2013年11月30日までに導入した94名から後期高齢者38名を対象とした。調査項目は年齢、性別、原疾患、導入時検査データ、合併症、薬剤、緊急導入の有無、退院後転帰とした。なお転帰は通院透析あるいは入院透析とした。【結果】入院透析群では通院透析群と比較してAlb低値で、重曹やESAの使用頻度が低く、全例緊急導入した症例であった。そこで緊急導入が転帰に与える影響を検討した。緊急導入群では計画導入群と比較してAlb低値、CRP高値であった。なお透析導入前から腎臓専門医の介入のあった症例は緊急導入になっても通院透析に移行した症例が95.6%であった。【結語】後期高齢者では、腎臓専門医の介入により計画的に透析導入した方がADL維持や導入後の生活の質が保持される可能性が高いと考えられる。

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