演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

後期高齢者の透析導入時期の検討

演題番号 : P-3-243

大野 道也:1、泉 久美子:1、石垣 裕敏:1、江原 英俊:2、加藤 周司:1、大橋 宏重:1

1:朝日大学歯学部付属村上記念病院 腎臓内科、2:朝日大学歯学部付属村上記念病院 泌尿器科

 

【目的】後期高齢CKD5患者は合併症、QOLを考慮し、透析時期を検討する必要がある。【対象と方法】75歳以上で透析導入した11名(平均年齢79歳、糖尿病性腎症(DN)患者4名、腎硬化症(Scl)患者7例)について検討した。【結果】DN症例6.9mL/min、Scl症例6.3mL/minであった。溢水により透析導入となった症例は6例で、脱力や食欲不振など尿毒症症状により透析導入となった患者は5例であった。透析導入後、退院時に自力歩行困難な症例(送迎が必要な症例)は3例、入院維持透析となった症例2例であった。導入時、認知症2例、肺炎合併症例2例、入院中に、脳出血1例、心筋梗塞1例を併発した。【結語】後期高齢者は透析導入時に心合併症、感染症の増悪の可能性が高く、透析導入時期は腎機能のみならず、合併症を加味し、全身状態が悪化する前から透析導入準備をする必要があること、維持透析時には支援が必要なことが示唆された。

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