演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

HD導入時におけるeGFRの検討

演題番号 : P-3-238

杉山 倫子:1、佐藤 貴志:1、近藤 章人:1、中井 貴哉:1、金井 弘次:1、小里 大基:1、新里 高広:1、岡 紀子:1、大西 孝宏:1

1:伊勢赤十字病院 腎臓内科

 

【目的】HD導入時におけるeGFRの意義について検討する.
【背景】eGFRはCKDステージ分類には有用だがHD導入時についての検討は少ない.以前の検討では導入原疾患により検体結果,導入理由に差がみられた.
【方法】対象は当院で平成21年1月~24年12月にHD導入した323例,男性214例,女性109例,平均年齢69.2歳,糖尿病185例(DM群),非糖尿病138例(nonDM群)とした.導入時のBUN,Cr,eGFR,Hb,UA,hANP,BNPを両群間で比較検討した.
【結果】eGFRはDM群7.0±3.2,nonDM群5.8±2.4とDM群で有意に高かった(P<0.01).BUN(80.0±28.3vs89.3±28.7,p<0.01),Cr(7.42±2.79vs8.13±2.78,p=0.02),UA(8.32±2.30vs8.92±2.49,p=0.03)はnonDM群でDM群に比し有意に高かった.BNPはDM群で有意に高かった(713.6±1375.4vs431.1±748.4,p=0.05).
【結語】nonDM群でeGFRが低いことは尿毒物質の蓄積の反映と考える.一方DM群ではBNPが高く体液量貯留との関連が示唆される.HD導入時のeGFRは原疾患を考慮し評価する必要がある. またeGFRcysについても検討を加える.

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