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開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析導入期における透析開始時高血圧に関する検討

演題番号 : P-3-235

菅野 厚博:1、佐藤 壽伸:1、田熊 淑男:1

1:仙台社会保険病院 腎センター

 

【目的】血液透析導入期における透析時の高血圧に関連する因子を検討する。
【方法】平成24年4月1日より平成25年10月31日の間に当院入院の上で血液透析導入となった44名を対象とし、透析開始時高血圧は収縮期血圧≧140mmHgと定義した。解析にはロジスティック回帰分析を用い、病棟にて退院前の1週間7機会測定した病棟血圧や、入院時に1機会測定した入院時血圧、導入時eGFR値、アルブミン値、ヘモグロビン値、CRP値、降圧薬数、利尿薬使用、糖尿病既往、入院中透析回数、透析間体重増加率及び入院時からの体重減少を含む各種臨床的パラメーターを独立因子とした。
【結果】原疾患は糖尿病性腎症が35%と最多であり、導入時eGFR値は平均で5.5ml/min/1.73m2であった。透析開始時高血圧は43%(19名/44名)に認められた。病棟収縮期血圧は透析前高血圧に有意に関連した(オッズ比 1.22、p=0.016)。
【結論】導入時における、病棟血圧と透析室血圧は良好に相関し、特に病棟で測定した収縮期血圧は多変量解析の結果においても、透析時高血圧に有意に関連することが示された。

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