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開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析導入期の重炭酸濃度と重曹についての検討(第2報)

演題番号 : P-3-234

山本 順一郎:1、森 真義:1、杉山 直哉:1、稲熊 大城:2

1:津島市民病院 腎臓内科、2:AICOPP研究会

 

【目的】前回同様、透析導入期の重炭酸濃度(HCO3)や重曹内服の有無による影響因子につき検討した。
【方法】2011年10月1日~2013年9月30日までに愛知県透析導入コホート研究に登録された1527例中HCO3が確認できた1116例を対象とした。導入時平均年齢67.16±13.04歳、男763例、女353例をHCO3(mEq/L)で4群(グループ1:0~16.9 グループ2:17~19.9 グループ3:20~24.9 グループ4:>25)と、重曹内服有と無の群にわけ検討した。
【結果】腎臓専門医フォロー期間は、重曹内服有群で、フォロー期間が長かった。導入時eGFR値は、重曹内服有群で有意に低かった。腎臓機能低下速度は、重曹内服有群で有意に遅く、重曹内服無でARB内服有群が速く、また尿酸合成阻害剤内服有で重曹内服有群が遅かった。BNP値は、重曹内服有群で低かった。心胸郭比、左室駆出率、Alb値は有意差認められなかった。K値は、HCO3が高い群ほどKが低値を示した。
【結論】重曹を内服することで、心負荷の影響が少なく、腎臓機能低下速度を抑制することが期待できる。

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