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開催回
第59回・2014年・神戸
 

腎不全保存期末期・透析導入時の利尿剤用量の検討

演題番号 : P-3-233

白澤 祐一:1、不破 大祐:1、磯部 優加子:1、荻山 義明:1、美浦 利幸:1、福田 道雄:1、吉田 篤博:1、大手 信之:1

1:名古屋市立大学 心臓・腎高血圧内科学

 

【緒言・目的】溢水による心不全は透析導入開始のきっかけとなる主な要因の1つである。導入前の利尿剤の用量が多いほど溢水・心不全による透析導入は少なく尿毒症等での導入が多くなるのではという仮説を立て、後向き検討を行った。【方法】保存期末期から当科または当院内科で内服治療を行い平成20~24年度に当院にて透析導入となった慢性腎不全の症例において、保存期末期の利尿剤の用量と導入時の種々の項目について検討した。利尿剤の用量は eGFR で標準化した。【結果】furosemide の用量と除水量・心胸比との間に相関は見られず、BUN, BUN/Cr 比との相関もなかったが、β2-microglobulin との間には相関が見られた。導入時の心胸比は退院までの除水率と相関し、ヘモグロビン値とは逆相関を示した。【考察】結果は仮説を直接示すものではないが、高窒素尿症が高度となるまで透析導入が引き延ばされていた可能性は示唆され、今後一層の検討を要すると考えられた。

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