演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

難治性ネフローゼ症候群に対してNSAIDsを用いてMedical Nephrectomyを行った1例

演題番号 : P-3-232

福永 昇平:1、岩下 裕:1、長谷川 志帆:1、花田 真希:1、花田 健:1、伊藤 孝史:1、椎名 浩明:2

1:島根大学医学部附属病院 腎臓内科、2:島根大学医学部附属病院 血液浄化治療部

 

【症例】82歳男性.X年5月17日著明な胸水・腹水・全身浮腫のため、当科入院した.全身状態悪く腎生検は施行できなかったが、ネフローゼ症候群(NS)の状態であったため、PSL 40 mg/dayで投与開始した.尿蛋白改善なく、LDL-Aも施行したが効果なく治療抵抗性であり、全身状態不良のためMedical Nephrectomyを選択した.循環動態不安定であり血液透析(HD)は不可能であったため、NSAIDs内服によるMedical Nephrectomyを行った. 徐々に腎機能低下し循環動態が安定したため、6月17日よりHD導入した.その後HD継続したが、7月3日急変し永眠された.【考察】NSに対して、種々の治療に抵抗性の場合はMedical Nephrectomyを目的として比較的副作用の少ないHDが行われることがある.本症例ではNSAIDsによるMedical Nephrectomyを施行し、副作用なく尿量減少を得ることができた.【結語】Medical Nephrectomy 目的にNSAIDsを用いても十分な効果が得られることが示唆される.

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