演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

糖尿病透析患者に対するDPP4阻害剤リナグリプチンの効果~他の治療薬との併用効果~

演題番号 : P-3-168

森 雅弘:1、辰川 匡史:2、日野 直紀:2、水沼 和之:3、渡辺 浩志:3、辰川 自光:3

1:(医)辰川会山陽腎クリニック 外科、2:(医)辰川会山陽病院 内科、3:(医)辰川会山陽病院 外科

 

【背景】DPP4阻害剤のリナグリプチンは胆汁排泄型で、他の治療薬との併用も可能となり、糖尿病透析患者の血糖コントロールへの有用性が期待される。
【対象と方法】通院中の糖尿病透析患者で血糖のコントロールの改善が必要な40例(男性23例、女性17例、平均年齢68.7歳、平均透析期間5.0年)(治療薬:インスリン使用中26例、経口糖尿病薬7例、無治療7例)を対象とした。現在の治療薬にリナグリプチン(5mg)1/2Tを併用投与し、著変なければ2週以降1Tに増量した。血糖が改善した症例では他の治療薬の減量を試み、HbA1c(NGSP値)と透析前血糖値の変化について検討した。
【結果】観察期間の3ヵ月後、HbA1cは8.27±1.03%から7.26±1.19%に改善し(p<0.01)、透析前血糖値も220±60mg/dlから180±56mg/dlへ低下(p<0.01)した。
【結論】リナグリプチンを他の治療薬に併用投与することにより、糖尿病透析患者の血糖コントロール改善効果がみられた。

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