演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

糖尿病合併透析患者におけるインスリン療法とリナグリプチン併用の有用性についての検討

演題番号 : P-3-167

梶本 宗孝:1、高村 宏明:1、久原 伊知郎:2

1:(医)恵光会 原病院 腎臓内科、2:(医)恵光会 原病院 循環器科

 


【目的】インスリン療法を行っている糖尿病合併透析患者におけるリナグリプチン併用の臨床的有用性について検討する。
【方法】当院にて維持透析中の2型糖尿病患者でインスリン治療を行っている5名において、インスリン減量と同時にリナグリプチンを追加投与し、投与前と投与後3ヶ月間のグリコアルブミン値(GA)、随時血糖値、ドライウェイトの推移を分析した。検査結果は平均値±標準偏差で示し、投与前の平均値と観察期間の検査値はt-検定を行いp<0.05を有意とした。
【結果】随時血糖値は有意な改善が見られなかったが、投与開始2ヶ月目以降から有意にGA値が低下した(投与前GA24.7%→投与3ヶ月後GA22.6%)。4例においてGA値の改善とともにインスリン投与回数、投与量を減量できた。経過中、大きな副作用もなく経過した。
【考察】インスリン療法にリナグリプチンを併用する事により自己血糖測定による細かい血糖コントロールを継続しながらインスリン投与回数、投与量減量が可能となった。

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