演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

糖尿病透析患者の血糖コントロールをリナグリプチン単独投与で行った14症例について

演題番号 : P-3-166

野口 享秀:1

1:(医)大垣徳洲会病院 内科

 

【目的】糖尿病透析患者(DMHD)の血糖コントロールをリナグリプチン単独投与で可能か検討する。【方法】当院外来透析患者の内DMHDでDMの薬物治療を行っている36名(平均年齢67.1歳、平均透析歴3.8年)を対象とした。HD開始時の随時血糖(BS)とグリコアルブミン(GA)を血糖コントロールの指標とした。【結果】36名中14名(38.9%)にてリナグリプチン単独でBS=148.2±48.8mg/dL、GA=18.9±2.8%であった。一方インスリン、DPP-4阻害剤、グリニドを併用処方していた22名のBS=184.6±54.6mg/dL、GA=22.3±3.1%であった。なお性差、平均の年齢・BMI・透析歴・血中CPR・血清アルブミンには両群間に有意差は認めなかった。【考察】2013年3月に透析医会の「血液透析患者の糖尿病治療ガイド2012」(案)で血糖コントロールは随時血糖180~200mg/dL未満, GA=20%未満と提示されている。DMHDでリナグリプチン単独でもこの基準を満たしていたが、併用群では今後さらなる血糖コントロールを進めていく必要がある。

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