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開催回
第59回・2014年・神戸
 

糖尿病透析患者におけるインスリンへのリナグリプチン併用の6か月間の効果

演題番号 : P-3-162

前川 きよし:1、庄司 繁市:2、山川 智之:2、絵本 正憲:3、森 克仁:3、稲葉 雅章:3

1:藤井寺白鷺クリニック、2:白鷺病院、3:大阪市立大学 代謝内分泌病態内科学

 

【目的】インスリン治療中の糖尿病透析患者(DMHD)へのリナグリプチンの併用効果を検討した。 
【方法】インスリン治療中のDMHD 11名(男7、女4、年齢67.9±9.2歳)で6か月間のHbA1c(%)、グリコアルブミン(GA、%)、インスリン投与量(単位/日)の変化を検討した。 
【成績】インスリンは2名で中止、5名で減量できた。HbA1cとGAは3か月後は有意に低下したが、6か月後は低下傾向にとどまった (7.4±0.9から6.9±1.6、26.9±3.6から24.7±5.5)。GAが前値比で20%以上低下、またはインスリンが半量以下へ減量できた6名を著効群とすると、非著効群5名に比して、BMI(kg/m2)が小さく(22.4±0.6対27.3±1.4、p<0.05)、インスリン投与量が少なかった(15±5対48±24、p<0.05)。 
【結論】インスリン治療中のDMHDへのリナグリプチンの併用は、特にBMIが小さく、インスリン投与量が少ない症例で、血糖コントロールを改善して、インスリン量の減量、中止が可能であった。

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