演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

糖尿病性腎症患者(第4期)に対する皮下連続式グルコース測定(CGM)を用いたGLP-1受容体作動薬リラグルチドの使用経験

演題番号 : P-3-138

別府 浩毅:1、髭 秀樹:2、中前 恵一郎:2、陳 文:2、東 信之:2、森本 昌親:2

1:綜合病院山口赤十字病院 内科、2:武田総合病院 糖尿病センター

 

【目的】Stageの進んだ糖尿病性腎症患者の血糖降下治療選択は制限される。腎不全での使用可能なDPP4製剤も使用可能ではあるが血糖降下作用が弱くインスリン治療が中心である。ただ低血糖の問題もあり、GLP-1受容体作動薬のリラグルチドの効果を皮下連続式グルコース測定(CGM)を用いて評価した。【症例1】82歳男性。糖尿病歴40年、Cr 3.19mg/dl、CPR2.3ng/dl(BS134mg/dl)。リナグリプチンでGA26%。リラグルチドに変更しGAは低下。【症例2】72歳男性。糖尿病歴30年、Cr2.16mg/dl、CPR2.7ng/dl(BS159mg/dl)。30mix2回注射(TDD12単位)でGA24%。リラグルチドに変更しGAは低下。特に30mixの際に認めた血糖の乱れは改善。【結論】リラグルチドは低血糖を生じにくく、GAの観点からもstageの進んだ糖尿病性腎症で有効と思われた。ただし消化器症状は少量でも生じやすく慎重なフォローが必要と考えられた。

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