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血液透析患者の糖尿病治療ガイドから見た当院糖尿病透析患者の血糖管理の検討 演題番号 : P-3-136 砂川 博司:1、徳元 里美:1、東 輝昇:1、玉城 仁:1 1:すながわ内科クリニック 内科 【目的】当院糖尿病透析患者の血糖管理状況を調査し、ガイドライン血糖管理指標・目標値と比較検証する。 【方法】当院糖尿病透析患者50例(血糖降下薬使用者29例)において、血糖コントロール状況、年齢、性別、透析期間、心血管系合併症の有無、血糖降下薬剤の種類等を調査し、ガイドラインの血糖管理指標・目標値と比較検討する。 【結果】 (1)50例(男24)、平均年齢男65.3、女72.9、透析歴(男3.6年、女3.4)。 (2)血糖降下薬使用者29例の平均グリコアルブミン(以下GA)24.1%、平均HbA1c6.7%。心血管イベント既往歴有り20/29例(69%)。 (3)DPP4阻害薬・GLP1製剤使用者は12例、DPP4阻害薬単独使用者9例の平均GA20.4%であった。 【結語】 (1)当院では高齢かつ心血管イベント既往患者が多く、ガイドライン推奨GA値24%未満を目標とした。 (2)心血管イベント既往の有無や低血糖発症リスクに加え、年齢、認知症の有無等も考慮し、GA目標値を設定する必要がある。 (3)DPP4阻害薬やGLP-1製剤は安全かつ有効な薬剤と考えられる。 |
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