演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

糖尿病血液透析患者におけるグリコアルブミンの血糖管理目標値設定の試み

演題番号 : P-3-134

川瀬 千津:1、三浦 禎子:1、齋藤 文匡:1、鈴木 唯司:1、舟生 富寿:1

1:(公財)鷹揚郷腎研究所青森病院

 

【目的】糖尿病血液透析患者において血糖管理の指標としてHbA1cよりもグリコアルブミン(GA)の方が有用であることを第40回東北腎不全研究会で報告した。しかしその目標値は定まっていない。そこでGAと生命予後との関連を検討し透析患者におけるGAの目標値を設定した。
【方法】2006年の時点で当院にて維持透析をおこなっていた糖尿病患者61名を対象とした。その後5年間にわたり測定しえた全ての透析前血糖値とGA値の平均値を、生存の有無からROC曲線を用いGAのカットオフ値を同定した。またそのカットオフ値で区分したGA高値群と低値群の生存率をKaplan-Meier法で解析した。
【結果】死亡を予測するGAのカットオフ値は20.5%であった。また、GA低値群の累積生存率はGA高値群に比べて有意に高かった。
【考察】糖尿病血液透析患者において、GAで血糖管理を行う場合、その目標値は20.5%以下が適正であると思われた。

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