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開催回
第59回・2014年・神戸
 

積層型膜(AN69膜)における貧血改善効果の検証

演題番号 : P-3-066

阿部 直之:1、林 瑞希:1、久村 史弥:1、宮本 七瀬:1、松浦 正美:1、阿部 広美:1、澤田 幸子:1、平田 顯文:1

1:(医社)平田内科クリニック 人工透析室

 

【はじめに】透析患者の貧血改善には様々な治療方法があり、多彩な発表等が行われている。今回、AN69膜が5型ダイアライザーに比して、昨今聞かれるヘプシジン25値を下げ、貧血改善に寄与しているか検証した。【検証方法】同意を得られた患者5名(1名脱落)を対象に、3か月使用した5型(PS膜)で貧血に纏わる採血の他にヘプシジン25を加えて測定、以後AN69膜に変更。予定したプロトコルタイミングで測定を実施し、貧血動向に変化が起きるかを検証した。【考察】透析前後で見たヘプシジン25は5型膜及びAN69膜においても除去されており、分子量から推測するに、限外濾過によっても除去されていると思われ、吸着除去効果については見出せ無かった。期間中、貧血・炎症反応・ヘプシジン25除去率等において患者個々で違いがあり、傾向的な事柄も見出せ無かった。【まとめ】AN69膜の歴史は古いが膜効果検証において明確な根拠を提示している資料は少ない。今後、さらなる追跡が必要と思われた。

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