演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析困難症患者にAN69膜を使用しBNPが改善した1症例

演題番号 : P-3-061

横小路 斉:1、リヤナガマゲ ワサンタ:1、佐藤 誠太:1、土屋 和美:1、妹尾 篤:1、下村 里美:1、秋山 厚子:1、岩城 敏彦:1

1:柳原腎クリニック

 

【目的】AN69膜において透析困難症、循環動態安定のためにAN69膜を使用し改善があった報告がなされているなか、当院においても循環動態不安定、除水困難、循環器合併症のある患者に使用しBNP、ALB値 が改善した1症例を報告する【症例患者】糖尿病性腎症、74才女性、透析歴14年、重度の狭心症、冠動脈狭窄あり、血圧低下、除水困難な患者で週4回透析を施行し透析条件はカーボスター、HDFを行なっていた【方法】透析膜をNV16からAN69膜に変更、検査データ(BNP,ALB)、DWの比較、自覚症状、透析条件の評価を行なった【結果】6ヶ月後ALB3.2→3.7g/dlBNP1526→566pg/ml,循環動態がやや改善したためDWを下方修正したが半年後で同体重に戻った。透析回数も4→3回に減少した【考察】BNPが改善したのは栄養状態や循環動態が改善したためと思われ、また透析後の不定愁訴もなくなったためADL向上にも繋がった【結論】AN69膜は透析困難症の患者に対し循環動態を安定させる選択手段の一つである。

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