演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

ヘモダイアフィルターGDFの性能評価

演題番号 : P-3-043

石井 達也:1、丸本 順大:1、細井 陽介:1、松井 一恵:1、土谷 武嗣:1、伊勢崎 龍:1、井上 紀子:1、保月 栄一:1、灰原 博子:1、守上 祐樹:1、藤森 明:1

1:一般財団法人甲南会 甲南病院 血液浄化腎センター

 

【目的】この度上市された日機装社製PEPA膜ヘモダイアフィルターGDFの溶質除去性能について検討した。
【方法】慢性透析患者4名についてGDF-15とGDF-21をクロスオーバーで使用した。治療条件はPre on-lineHDF、QB250ml/min、QD600ml/min、QS10L/hrとし、小分子物質・低分子量蛋白の除去率・除去量・クリアスペース、Alb漏出量およびTMPの経時変化を測定した。
【結果】小分子物質および低分子量蛋白の溶質除去性能は、いずれも有意差は認めなかったが、GDF-21のα1-MG除去量およびAlb漏出量は、GDF-15に比して多い傾向であった。Alb漏出量はGDF-15で4.6g、GDF-21 で6.3gとなり、2名においてTMPが軽微に上昇傾向を呈したが、治療には問題はなかった。
【まとめ】GDFは、積極的に低分子量蛋白を除去できる有用なHDFフィルターである。しかし、細孔径が大きく相当量のAlb漏出が予想されることから、患者状態に注意しながら治療条件を設定する必要がある。

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