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開催回
第59回・2014年・神戸
 

前希釈on-line HDFと内部濾過促進型HD使用後ダイアライザのタンパク質付着の違い

演題番号 : P-3-037

亀井 大悟:1、土谷 健:1、新田 孝作:1、木全 直樹:2、秋葉 隆:2、峰島 三千男:3

1:東京女子医科大学 第4内科、2:東京女子医科大学腎臓病総合医療センター 血液浄化療法科、3:東京女子医科大学 臨床工学科

 

【目的】内部濾過促進型ダイアライザでは入口側では正濾過、出口側では逆濾過が生じるが、前希釈on-line HDFでは逆濾過は生じない。原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、内部濾過促進型HD並びに前希釈on-line HDF使用後の透析膜内表面のタンパク質付着の違いを検討した。【方法】治療後のABH-PとAPS-E newに対し、入口部・中央部・出口部内表面をAFMのタッピングモードで観察した。【結果】未使用品と比較し、APS-E newでは出口側であまり付着を認めなかったが、入口側で多少、中央で大きく付着していた。ABH-Pの入口、中央、出口での付着はほぼ同じであった。【考察】前希釈on-line HDFでは希釈効果もありフィルタ全般に濾過が生じており、タンパク質付着は中空糸内でほぼ同程度であったと考えられた。一方、内部濾過促進型HDでは、正濾過から逆濾過へ転換する中央付近で最も濃縮が生じ、その結果としてタンパク質付着が多かったものと考えられた。

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