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開催回
第59回・2014年・神戸
 

各種持続緩徐式血液濾過器の流れ解析

演題番号 : P-3-036

柿沼 浩:1、永里 美菜:1、神崎 俊治:1、村上 織恵:1、柴田 孝則:2

1:昭和大学病院 血液浄化センター、2:昭和大学医学部 内科学講座腎臓内科学部門

 

【目的】国内で使用されている持続緩徐式血液濾過器(以下、持続膜)は様々な種類があるが、ハウジング・中空糸の形状はそれぞれ異なる。今回、それぞれハウジング・中空糸形状の異なる持続膜CH-1.0N、AEF-10、UT-1100を対象に試験液を用いた流れ解析を行った。
【方法】試験液はキサンタンガムを用いて粘度を調整(音叉振動式粘度計SV-10:株式会社エー・アンド・デイ)し墨汁を添加した溶液を作成した。試験液は低流量(60mL/min)、高流量(100mL/min)の2つの条件で循環した。A側ヘッダー部の流れを観察し、偏流・滞留の有無を確認と、レーザー検出器を用いて試験液が各持続膜を通過する時間を測定した。
【結果】各持続膜においてA側ヘッダー部での偏流・滞留は認めなかった。低流量の条件ではL/Dが大きな持続膜ほど試験液が通過するまでに長い時間を要した。
【結語】L/Dの大きな持続膜では血流量を100mL/min以上に設定することで、中空糸内をスムーズに流れる可能性が示唆された。

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