演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

右頸部リンパ節結核治療に難渋し難治性播種性血管内凝固症候群(DIC)と薬剤性肝障害、重症薬疹の副作用を呈した血液透析導入患者の一例

演題番号 : P-2-596

齋藤 誉子:1、阿部 恭知:1、遠藤 真理子:1、加賀 俊江:1、山田 慶:1、中山 一誠:1、亀井 唯子:1、井上 宙哉:1、星野 慈恵:1、長谷川 純平:1、石渡 亜由美:1、若井 幸子:1

1:大久保病院 腎臓内科

 

【臨床経過】82歳女性.201X年3月浮腫増悪で前医入院.右頸部リンパ節生検にて結核と診断.4月INH,RFP,EBによる治療開始するも肝機能障害出現のため中止.中止中の7月治療抵抗性DIC発症し,カテ挿入後血液透析導入となり,シャント作成目的で当院転院,治療抵抗性DIC合併していた.INH,SM,LVFXより治療再開後,RFP半量追加.増量後LVFX中止した.12日目重症薬疹(口腔内粘膜疹,全身紅斑,陰部びらん)のため結核治療中止.ステロイド投与で皮疹改善.EB半量より開始するも好中球減少のため中止. INH,SM,EBを順に減感作し継続投与可能となりDICも改善した.【考察】透析患者では従来から結核発病率が高く,肺外結核が多いと報告されている.血液透析導入期に抗結核薬に多種の副作用を呈し治療困難な頸部リンパ節結核とDICを合併した症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.

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