演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

VitD投与下におけるVitD増量とシナカルセト併用での冠動脈カルシウムスコアの比較検討

演題番号 : P-2-576

小山 正樹:1、荘子 万可:1、尾崎 慎司:1、井戸本 陽子:1、大西 彰:1、今田 直樹:1

1:西陣病院 腎臓・泌尿器科

 

【目的】VitDおよびシナカルセトはそれぞれ特徴的な薬理作用を有しており血管石灰化への影響も違いがあると考えられる。
【方法】マキサカルシトール2.5μg/HD投与下にてintact PTH>180pg/dlの患者に対して、マキサカルシトール増量とシナカルセト併用の2群に分け、冠動脈カルシウムスコア(アガストンスコア)を比較検討した。
【症例】VitD増量23例とシナカルセト併用25例
【結果】投与6ヶ月後のintact PTH変化率はVitD増量:-48.9±28.6%、シナカルセト群:-45.7±23.3%であり、共に同等に低下を認めた。Caの変化量はVitD増量:0.60±0.77mg/dl、シナカルセト群:-0.90±0.56mg/dl、Pの変化量はVitD増量:0.38±1.07mg/dl、シナカルセト群:-0.66±1.06mg/dl、アガストンスコアの年間変化量はVitD増量:281.0±249.9、シナカルセト群:113.7±223.6であった。
【考察】シナカルセト投与はVitD増量に比べアガストンスコアの上昇が少なかった。シナカルセト投与は血管石灰化を抑制する可能性が示唆された。

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