演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

疑似血液・模擬血管を用いた各種バスキュラーアクセスカテーテル使用による静脈血流量と脱血流量の検討

演題番号 : P-2-508

宮坂 武寛:1、村上 泰右:2、井上 晃司:2、佐伯 里詩:2

1:湘南工科大学 工学部人間環境学科、2:姫路獨協大学 医療保健学部臨床工学科

 

【目的】疑似血液を流した模擬静脈チューブに各種カテーテルを挿入し、静脈血流量の変化と血液ポンプ設定流量に対する脱血流量を測定・比較した。
【方法】粘度4.0 cPのPVP水溶液を疑似血液とし、模擬静脈に750 mL/minになるように流した。模擬静脈にカテーテルを挿入して静脈血流量とカテーテル脱血流量を測定した。
【結果】疑似静脈へのカテーテル挿入により、静脈血流量は平均で677±17 mL/minへと低下した。設定流量200 mL/minにおける脱血流量は平均で171±8 mL/minであった。
【考察】模擬静脈チューブにカテーテルを挿入すると断面積が減少するため、静脈血流量は低下したと考える。また、カテーテルの脱血部は血流に対して直角または逆方向となるため脱血流量を確保しにくく脱血流量は低下したと考える。
【結論】カテーテルを用いた送脱血では、カテーテルの挿入により静脈血流量自体が低下すること、ポンプ設定流量通りの脱血流量を確保できないことが示唆された。

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