演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

新しい抗感染性カテーテルを目指した物理刺激応答型抗菌材料の開発と抗菌性評価

演題番号 : P-2-500

左官 真以子:1、東 慶直:2、大藪 利文:1、古薗 勉:1

1:近畿大学生物理工学部医用工学科 医用工学科、2:近畿大学生物理工学部 食品安全工学科

 

【目的】これまで我々は独自のナノテクノロジーを用いて、長期留置型カテーテルを開発してきた。今回、光触媒活性による抗菌性を発現するシートを作製し、カテーテル由来菌血症起因菌を含む種々の細菌で評価を行ったので報告する。
【方法】(1)TiO2なし・紫外線なし (2)TiO2なし・紫外線あり (3)TiO2あり・紫外線ありの3つの条件において、8病原菌の培養によってできたコロニー数を比較し殺菌率を求めた。
【結果と考察】(1)と(2)を比較することで、紫外線の殺菌効果のみによる殺菌率を求めた。また、(2)と(3)を比較することで紫外線の殺菌効果に加えてTiO2の光触媒作用による殺菌率を求めた。6種類の病原菌において、紫外線の殺菌効果に加えTiO2を用いた場合(3)にて、より殺菌率が高いことが確認できた。8病原菌のうち、6病原菌に当該材料による抗菌効果がみられたが、2病原菌には効果がみられなかったのは、抗菌効果に対して菌種によって細胞膜の特性に違いがあるのではないかと推察した。

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