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開催回
第59回・2014年・神戸
 

ワーファリンが内シャント再狭窄に及ぼす影響の検討

演題番号 : P-2-409

海邉 正治:1、蓮池 由紀子:1、柿田 直人:2、宮本 幹:1、依藤 壮史:1、水崎 浩輔:1、田仲 勝:2、中西 健:1

1:兵庫医科大学内科学 腎・透析科、2:田仲北野田病院

 

【目的】近年CKD, ESRD患者においてワーファリンによる血管石灰化が報告されている. ワーファリンによりグラフト不全が生じやすいという報告はあるが, 内シャント(AVF)狭窄に対する報告は未だない. 今回我々はAVFに対し血行再建術(PTA)を施行した症例について, ワーファリンとAVF再狭窄発生の有無を検討した.【方法】2012年4月~12月にAVF狭窄に対しPTAを施行した318例(男性47.8%)を対象とした. 平均年齢69.9歳,観察期間150.6±6.2日, 症例背景及び超音波パルスドプラ法を用いた上腕動脈血流(FV)および血管抵抗指数(RI)と,シャント開存率につき解析を行った.【結果】ワーファリン投与群は318例中56例(17.6%). FV平均値は投与群332ml/min, 非投与群393ml/min, RI平均値は両群共に0.67であった. Kaplan-Meier生存分析では, 投与群が非投与群に比べてAVF再狭窄が多く発生する傾向を認めた(Logrank 0.0689).【まとめ】ワーファリンにより, AVF再狭窄が発生しやすくなる可能性が示唆された.

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