演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

シャントPTA時の血管損傷

演題番号 : P-2-404

鈴木 洋行:1、有安 由紀:1、新川 神奈:1、姜 伶奈:1、山口 亮平:1、三宅 崇文:1、垣田 浩子:1、遠藤 知美:1、鳥越 和雄:1、米本 智美:1、武曾 惠理:1

1:医学研究所 北野病院腎泌尿器センター腎臓内科

 


【目的】当院でPTA中にextravasationを来した要因を検討する。
【方法】平成25年に施行したPTA症例90例中extravasationを来した6例を検討した。
【結果】平均年齢は77歳、透析歴1年未満が3例、2年未満、6年、12年が各々1例、原疾患は腎硬化症5例、痛風腎1例であった。extravasationの原因は、ガイドワイヤーによる血管貫通1例、バルーンカテーテル挿入時の損傷1例、バルーン拡張時の断裂4例であった。バルーン拡張による断裂部位は、3例で狭窄部位に存在していた血管側枝分枝部、1例では動静脈吻合部の離開であった。転帰は、4例で用手圧迫により止血されシャントは温存されたが、1例ではシャント閉塞、1例でシャント閉鎖術を要した。シャント閉塞に至った2例はいずれもシャント造設術から1ヶ月以内でのPTA施行例であった。
【考察】PTA施行時の血管損傷部は側枝分枝部が多く、術前にエコー等を用いて狭窄と分枝の位置関係の把握を行うことが予防に重要と考えられた。

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