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開催回
第59回・2014年・神戸
 

保存期CKD期間中の栄養指導の有無が透析導入時の栄養状態及び予後に与えた影響

演題番号 : P-2-158

桝田 裕子:1、松永 美希:1、吉矢 邦彦:2、津久田 真広:2、原 章二:3

1:原泌尿器科病院 栄養科、2:原泌尿器科病院 腎内科、3:原泌尿器科病院 泌尿器科

 

【目的】保存期CKD期間の栄養指導の有無による透析導入時の栄養状態と導入後の予後の違いを比較検討した。【対象】指導群は保存期に栄養指導を5回以上受けた35名、年令64.5歳。無群は栄養指導を受けなかった35名、65.0歳。【結果】指導群は平均2.7年に21.4回の低たんぱく食及び減塩の栄養指導を受けた。透析導入時、指導群はAlb 3.7g/dL、GNRI 96.1、BUN/Cr比 8.2、Cr 11.72 mg/dLであった。無群はAlb 3.4g/dL(指導群との有意差p=0.046)、GNRI 90.4(p=0.007)、BUN/Cr比 9.9(p=0.014)と有意に悪く、Cr 9.87 mg/dLであった。導入時、指導群はシャント保有率が多く入院期間も短期であった。導入後2年の経過で、指導群は死亡率が8.6%、無群は24.7%であった。【結論】保存期に繰り返し栄養指導を受け透析導入になった症例は透析導入時の栄養状態が良好であり、長期的な生命予後も良好な可能性がある。

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