演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

高齢透析患者において蛋白質摂取と定期的な運動療法を繰り返し指導することの効果

演題番号 : P-2-154

門口 啓:1、稲見 知子:1

1:顕修会クリニック

 

【目的】近年、透析患者の高齢化が進み低栄養や筋肉量の低下が招く廃用性筋萎縮と続発するADL低下が問題となっている。【方法】2013年4月から10月までの期間中に当院で維持血液透析を継続した65歳以上の高齢患者が対象。対象患者を蛋白質摂取の指標として標準化蛋白異化率(nPCR)、筋肉量の指標として%クレアチニン産生速度(%CGR)を計算し4群(I群;nPCR≧0.9かつ%CGR≧100,II群;nPCR<0.9かつ%CGR≧100,III群;nPCR≧0.9かつ%CGR<100,IV群nPCR<0.9かつ%CGR<100)に分けた。各群の患者に対し蛋白摂取量増加と定期的な運動を繰り返し指導した。不十分な患者には栄養指導強化や来院時にチューブ運動・エルゴメーターを行い観察開始時点と6か月後の各指標の変化について検討した。【結果】全体の患者では各指標に有意差を認めなかったが、観察開始時点でIV群に属する患者で改善効果が高い傾向が認められた。糖尿病患者では非糖尿病患者と比較して効果不十分であった。【結語】今後も更に長期に渡り栄養と筋肉量の指標の変化を追跡する予定である。

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