演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

診断に苦慮した難治性再燃性腹膜炎の一例

演題番号 : P-2-088

加藤 さや香:1、大谷 隆俊:1、水谷 年秀:2、山崎 惠介:1、兵頭 洋二:2、杉山 健:2

1:太田記念病院 腎臓内科、2:太田記念病院 泌尿器科

 

【症例】61歳女性【現病歴】ANCA関連血管炎による腎不全のため2013年8月6日に腹膜透析を導入した。11月25日カテーテル位置異常が改善せず整復術を行い、術後に原因菌不明の腹膜炎を認めた為抗菌薬を投与した。12月26日腹膜炎の再燃を認め入院、グラム染色では有意な原因菌は検出されず、AMK・CEZの腹腔内投与を行ったが排液の改善は認められなかった。第5病日腹痛の増悪を認め、難治性腹膜炎と判断しカテーテル抜去を行った。一旦症状は改善認めていたが、第7病日急激な腹痛と大量の下血が出現した。造影CTで憩室からの活動性の出血が疑われ、内視鏡での止血を試みたが困難であり、開腹をおこなったところ出血部位とは別の憩室の穿孔を認めた。結腸切除術を行い抗菌薬投与にて術後経過は良好であった。【まとめ】憩室出血を契機に憩室穿孔を診断しえた再燃性腹膜炎の一例を経験したため、文献的考察を含め報告する。

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