演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院透析患者におけるイオン化Caの動態~キンダリー4E使用~

演題番号 : P-2-009

中野 賢治:1、中山 航平:1、松本 優:1、野村 知由樹:1、田村 芳生:1、正木 洋治:2、木村 邦彦:2、石津 和彦:3

1:医誠会 都志見病院 臨床工学部、2:医誠会 都志見病院 内科、3:医誠会 都志見病院 泌尿器科

 

【目的】当院の全維持透析患者の全血イオン化Ca(i-Ca)濃度と血清総Ca(T-Ca)濃度及び血清アルブミン濃度(Alb)を測定し、関係を検討したので報告する。【対象及び方法】当院にて維持透析中の患者83名を対象に、透析前後のi-Ca,PH,T-Ca,ALb濃度を測定し関係について検討を行った。【結果】i-CaとT-Caは、透析前及び透析後においてそれぞれ正の相関が認められた。i-Caと血清補正Caは透析前及び透析後においてそれぞれ相関は認められなかった。透析前後において、それぞれ濃度上昇群がi-Caでは79.5%、T-Caでは84.3%、血清補正Caにおいては68.7%であった。透析前i-Ca値と透析前後のi-Ca濃度の差(Δi-Ca)との間には負の相関が認められた。透析前後のCaイオン化率は有意な変化を認めなかったが、Caイオン化率とPHは、透析前後においてそれぞれ負の相関を認めた。【結語】透析患者のCa値管理は血清補正Ca値よりもイオン化Ca値が有用であると考えられた。

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