演題情報

ポスター

開催回
第59回・2014年・神戸
 

高度左心機能低下があり水分管理が極めて不良な透析患者に対しASVを導入して

演題番号 : P-1-651

伊西 洋二:1、佐々木 真利子:1、田名場 寿子:1、佐藤 誠子:1、棚橋 美和:1、豊島 文代:1、佐藤 美恵:1、長友 貴子:1、小武方 博美:1、柳本 敏彦:1、澤井 寛人:1

1:沢井医院

 

【症例】40歳代男性。原疾患不明の慢性腎不全のため35歳時に血液透析を導入し、以後週3回の維持透析を施行中。再三の指導にもかかわらず水分管理が極めて不良で、数か月に1度の頻度で心不全増悪による入退院を繰り返した。経過中、心機能が徐々に低下し、心エコーでび漫性の左室壁運動低下による高度左心機能低下を認めるようになった。その後も体重増加率10%前後が続き、毎回5時間以上の透析施行で対処していたが、2013年9月末より中1日で心不全症状が出現するようになり、中2日での透析が困難となった。このため10月はじめより主に呼吸苦時に1日計約2時間のオートセットCS(ASV)の使用を開始した。ASV導入後、体重増加率に変化は認めなかったが、中2日での透析が可能となり、心不全増悪による入院も認めなくなった。
【結論】高度左心機能低下を有する水分管理が極めて不良な透析患者の週3回の外来透析の維持にASVが有効であった。

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