演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

ASV導入で心不全が改善した症例の検証

演題番号 : P-1-649

見須 有祐:1、市川 咲代:1、糸井 達哉:1、竹内 意:2

1:於大クリニック阿久比 臨床工学、2:於大クリニック

 

【目的】透析患者の死因第1位は心不全である。近年維持透析患者へASVを導入し心不全が改善された報告がある。昨年当学会で当院の症例報告を行った中でASVを長期使用し、特に効果を得た症例を報告する。
【方法】在宅人工呼吸器オートセットCS搭載のASVモードを使用し、患者自宅にて夜間就寝時に装着する。UCG、BNP、DW、CTRの定期経過を追った。
【症例】68歳女性。平成5年糖尿病性腎症と診断され、平成17年透析導入となった。透析導入後徐々に心機能悪化。EF20.9%と深刻な心不全となったため平成24年6月ASVを導入した。
【結果】導入1年でEF20.9→64.6%、BNP1128.2→246.2pg/ml、CTR61.2→50.3%まで改善し、LAD44.3→37.8mm、LVDd70.4→50.4mmと前後心負荷が軽減されている。1年6ヶ月目にはEF49%、BNP226.9pg/ml、CTR49%、LAD35.6mm、LVDd48.9mmと比較的安定している。また心機能改善と共にQOLも上昇した。
【考察】ASV導入で心負荷が軽減され、心機能が改善したと考える。ASVは心不全に対し有効的な治療法だと示唆され,QOL向上の期待もされる。

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