演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院における緊急入院を要したCKD症例の検討

演題番号 : P-1-632

高橋 孝幸:1、清水 英樹:1、要 伸也:1、山田 佐紀子:2、駒形 嘉紀:1、有村 義宏:1、山田 明:1

1:杏林大学医学部付属病院 第一内科、2:杏林大学医学部付属病院 腎・透析センター

 

【背景・目的】維持透析例を含むCKD症例では緊急入院となり緊急透析を要することが少なくないが、その特徴は十分検討されていない。
【対象・方法】2012年4月から2013年3月に当院へ緊急入院となり経過中に透析を要したCKD症例149例を対象とし、基礎疾患、入院理由などを調べた。緊急透析を要した症例の原因疾患とUCG所見を保存期、維持透析別に検討した。
【結果】平均年齢は69.2±13.5歳で男女比は1.42:1。内訳は糖尿病67例(45.0%)、維持透析121例(81.2%)。入院理由は循環器疾患46例(30.9%),脳神経疾患26例(17.4%),感染症24例(16.1%)であった。
緊急透析を要した43例(28.9%)のうち27例(18.1%)は心不全が原因であり、UCG所見では維持透析18例中11例(61.1%)に収縮障害を認めたのに対し、保存期9例中4例(44.4%)に拡張障害を認めた。
【考察】緊急入院となる背景は循環器疾患が多く、緊急透析を要する症例に顕著であった。緊急入院を避けるため、心機能評価が重要であると考えられた。

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