演題情報

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開催回
第59回・2014年・神戸
 

外来血液透析患者における睡眠呼吸障害の検討

演題番号 : P-1-629

吉田 典世:1、渡辺 誠:1、濱田 透眞:1

1:牧田総合病院 腎臓内科

 

【背景】睡眠呼吸障害(SDB)は、高血圧や虚血性心疾患、脳梗塞などの頻度を増加させ、生存率に影響を及ぼすことが報告されている。SDBを呈する末期腎不全患者の割合は非常に高率といわれており、心不全や心血管疾患が主要な死因となる透析患者において、SDBは予後を規定する重大な病態と考えられる。
【目的】パルスオキシメーターによる夜間の持続酸素飽和度測定を行い、SDBについて検討する。
【方法】当院外来透析患者で、研究への同意を得られた11名について、夜間にパルスオキシメーターを装着し専用ソフトを用いて解析、ODI3%値と関連する因子について検討した。ODI3%>10をSDBと定義した。
【結果】 11名中3名(約27%)にSDBを認めた。糖尿病患者において検討したところ、Alb、Hb、intactPTH、LV mass indexと強い相関を認めた。
【まとめ】外来透析を行っている全身状態良好な患者においても比較的高率にSDBを認めた。パルスオキシメーターによるスクリーニングはSDBの診断や治療開始の指標ともなり、透析患者の心血管疾患進展防止に有用であると思われる。

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